デモ中にDJラマダーンがかけた英語のジングルの翻訳です。
このジングルはSPRINGというグループによってつくられました。
in solidarity!
メーデー2007にようこそ。今日ここで行進するのは、人生には仕事よりも多くの価値がある、ということをお見せするためです。金持ちの手に握られている金が貧困者の生活の質を決定するような社会に、私たちは生きたくない。私たちは企業にその利益を社会全体で公正に、平等に配分することを求めます。今みたいなことではなく。
例えば、機械は何のために製造されるのか? ヒトが色んなことをより簡単にできるようにするためだ。より簡単に、ということは、同じ時間内でより良い結果や生産を達成できるということ。たいていの場合、機械の導入がもたらすのは、生産性と作業工程の強化。つまり、企業は同じ場所、同じ時間内で、以前よりも多くの利益を生んでいるということ。この利益は被雇用者には関係ない。なぜか? 被雇用者は首を切られるか、自分たちがいまだ機械よりも優れていることを見せるために、さらに働かなければならないからだ…… もはや役立たずとなり、結局、首を切られるまで。良くても得られる仕事は、定年までのゴミ拾い的作業。けれど、機械と置き換えられた人間が退職するまで、新人が雇われることはない(これがひとつの原因で、若い世代に大量の失業者、フリーター、契約雇用が生まれているのだ)。けれども、その利益はあくまで資本家の手に残る。
国が労働条件の向上政策と言ったって、何を議論するかといえば、他国では賃金がもっと安いとか、企業はそうした場所へ生産拠点を移す、とかいったことだ。そう、確かにそれは起こってる。政治家たちは組合の力を奪おうとする、彼らは職場を恐れているからからだ。代わりに、彼らは企業たちと手を取り合って、雇用者にさらに安い賃金で仕事をさせようと奨励する。
けれど実際に起こっていることは、例えば、日本の人たちが低い月給で働く時には、企業は仕事場を日本に戻すだろう。今度は中国の人々が失業し始める! どっちみち同じだ! 失業者のいる場所は関係ない。だからこそ、我々は中国やその他の国の仲間よりも安く生産しないようにしよう。そうではなく、低賃金国にいる仲間を助け、彼らの生活も向上させなければならない。だから、我々にはインターナショナルな戦いが必要だ。
企業たちは我々の生産過程を利用しまくっている。けれど、うちらは奴らの道具じゃない、自分たちの意見を持っている−やつらにどう扱われるべきか、自分たちの生活にをどんな風に維持したいか。さあ、強く結束して、我々の反抗のクオリティを高め、行使できるところに我々の影響を与えていこう。